東急不動産、大阪・阿倍野と兵庫・尼崎の「キューズモール」リニューアルへ

2023年12月13日 16:53

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あべのキューズモールに登場する新屋外空間のイメージ(東急不動産の発表資料より)

あべのキューズモールに登場する新屋外空間のイメージ(東急不動産の発表資料より)[写真拡大]

  • あまがさきキューズモール2階エントランス「きゅ~ずまえ」のイメージ(東急不動産の発表資料より)

 東急不動産、東急不動産SCマネジメントは、2024年7月までに、関西で営業しているあべのキューズモール(大阪市阿倍野区阿倍野筋)、あまがさきキューズモール(兵庫県尼崎市潮江)の両ショッピングセンターをリニューアルする。両施設合計で計16店が新登場するほか、あべのキューズモールに憩いの場となる新屋外空間を新設する。

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 あべのキューズモールは10店が新規出店、2店が移転改装する。新規出店は食のセレクトショップ「わくわく広場」、韓国スーパー「リトルソウル」、ティーカフェの「ゴンチャ」など。移転改装はレディースの「アクシーズファム」など。2024年3月から7月末までに順次オープンする予定だ。

 4階飲食フロアの屋外空間「ガーデンエリア」は、近隣住民らが集い、くつろげる新屋外空間の「キューズガーデン」にリニューアルする。テラス席で食事を楽しめるほか、築山や人工芝の広場で子どもたちが遊べるようにする。2024年7月にオープンする。

 あべのキューズモールは大阪市が5,000億円近く投入し、2,000億円近い損失を出した阿倍野再開発事業を縮小した際に、新たな目玉施設として2011年にオープンした。スーパーの「イトーヨーカドー」、ファッションの「SHIBUYA109阿倍野店」など約250店が入っている。

 あまがさきキューズモールは6店が新規出店し、4店が移転や改装、増床オープンする。新規出店は食物販の「ももひこや」、アミューズメントの「GiGO」など。カフェの「スターバックス」が面積を1.8倍に広げる。2024年2月から4月末までに順次オープンする。

 あまがさきキューズモールはJR尼崎駅前のキリンビール工場跡を再開発した「あまがさき緑遊新都心」の中核施設として、2009年にオープンした。「阪神百貨店」、スーパーの「アル・プラザ」など約140店が出店している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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