東急不動産、北大阪急行新駅の箕面萱野駅前に新商業施設 2024年3月開業へ

2023年11月10日 08:08

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みのおキューズモール STATION棟と新駅のイメージ(東急不動産発表資料より)

みのおキューズモール STATION棟と新駅のイメージ(東急不動産発表資料より) [写真拡大]

  • STATION1棟の外観イメージ
  • STATION2棟の外観イメージ
  • STATION1棟の2F内部イメージ
  • STATION1棟の3F内部イメージ
  • 施設の配置図

 東急不動産は、北大阪急行・南北線が大阪府豊中市の千里中央駅から箕面市の箕面萱野まで約2.5キロ延伸する2024年3月23日、延伸区間の開業と同時に新駅の箕面萱野駅前に新商業施設「みのおキューズモール STATION棟」(箕面市西宿)をオープンする。駅前ビルの「STATION1棟」、高架下の「STATION2棟」で構成され、STATION1棟に出店する約30店が決定した。

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 みのおキューズモール STATION棟は、STATION1棟が3階建て延べ約6,000平方メートル、STATION2棟が約1,000平方メートル。箕面萱野駅前にある既存商業施設の「みのおキューズモール」の近くに整備されている。建設工事は2024年2月に完成する見込み。

 STATION1棟に出店が決まった主な店舗は、スーパーのライフが提供するナチュラルスーパーの「ビオラル」、箕面市で人気のコロッケ店「コロッケ・クロケッタ」、食べるスープの専門店「スープストックトーキョー」、串カツの「田中」、ラーメンの「博多一風堂」、焼肉の「食道園」、不動産仲介の「東急リバブル」、ハーブ・アロマセラピーの「生活の木」、コンビニエンスストアの「ファミリーマート」など。

 運営は、6棟の施設合わせて約11万平方メートルに約110店が出店する既存のみのおキューズモールと一体になって行う。駅前にはバスロータリーが整備され、大阪・梅田方面への通勤だけでなく、日常の買い物にも利用しやすくなる。

 北大阪急行電鉄は2024年3月、南北線に箕面船場阪大前駅、箕面萱野駅を新設し、千里中央駅から北へ約2.5キロ延伸する。箕面市は大阪府北部を代表する高級住宅地だが、延伸によって大阪・梅田方面への交通アクセスが飛躍的に向上し、地域の活性化に弾みがつくと期待されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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