音楽フェスなどでマイナカードを活用した実証実験 デジタル庁

2023年9月12日 08:37

印刷

記事提供元:スラド

デジタル庁は5日、音楽フェスやスポーツイベントでの入場や酒類販売にマイナンバーカードを利用する実証実験を9月中旬から開始すると発表した。ぴあとドリームインキュベータに、現在調整中の事業者を加えた3事業者のイベントと連携するという(日経新聞ケータイ Watch)。

実験の目的は、マイナンバーカードの利用を行政以外の領域に拡大し、普及を促進することにある。具体的には、特設エリアへの入場時の本人確認などに用いたり、会場での酒類販売時に成人の判断にもマイナンバーカードを使用する。さらに、チケットの不正転売を防止するための実験も検討されており、目視で判別できる1次販売チケットと2次流通チケットを用意、予定変更などの事情が生じた際にチケットを転売できる2次流通サイトを整備するという。

同サイトで転売する場合、転売者と購入者の双方に対し、マイナンバーカードによる本人確認を求める。また、購入者の会場入場時にも、マイナンバーカードによる本人確認が実施されるとしている。 

スラドのコメントを読む | 日本 | 政府 | Digital

 関連ストーリー:
協会けんぽ、40万人分のマイナひも付け作業に遅れ 2023年08月19日
マイナカード取得者、ポイント目当てで取得も一切利用していない人も 2023年07月15日
新潟県粟島浦村のマイナンバーカード交付率が101.18%になる 2023年07月12日
デジタル庁立ち入り検査へ、マイナ問題巡り 2023年07月10日
マイナカードの自主返納が急増。誤登録が起きた5月以降に 2023年07月04日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事