Delta-FlyPharmaは『DFP-10917』今後の予定など好感され10%高

2023年6月5日 13:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■急性骨髄性白血病を対象とする第3相比較試験の症例登録完了

 Delta-Fly Pharma<4598>(東証グロース)は6月5日、次第高となって出直り幅を広げ、午前11時20分を過ぎては10%高の1000円(95円高)前後で売買され、約2週間ぶりに1000円台を回復している。2日、急性骨髄性白血病を対象とする『DFP-10917』に関する今後の予定などを開示し、注目が再燃した。

 2023年5月15日に米国において難治性又は再発の急性骨髄性白血病の患者を対象に実施中のDFP-10917の臨床第3相比較試験の150症例登録完了を開示した。今後の予定については、全登録患者の約2カ月間のフォローアップ(完全寛解率の確認のため)、更に約5カ月間のフォローアップ(延命効果の確認のため)を経て、来年1月頃を目途にデータカットオフを行い、来年2月頃に中間解析データの確定を予定している。対照群との間で有意差が確認でき次第、米国の食品医薬品局(FDA)との間で、新薬承認(NDA)申請のための一連の作業を並行して行う計画とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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