バローグループ、スーパー5店やドラッグストア15店などを今期新規出店へ

2023年5月13日 07:55

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 東海地方を本拠にスーパー、ドラッグストアなどを展開するバローホールディングスは、2024年3月期にスーパー5店、ドラッグストア15店、ホームセンター6店などを新規出店することを明らかにした。グループの総店舗数は3月末で1,322店だが、閉店する店舗などを含めて、2024年3月末には1,355店に拡大する。

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 スーパーはバローが滋賀県近江八幡市の「バロー近江八幡店」など5店を新設する。これにより、全国のスーパー店舗数は245店になる。

 ドラッグストアは中部薬品が愛知県春日井市の「V・ドラッグ春日井熊野店」など15店を新たに開業し、岐阜県中津川市の「V・ドラッグ中津川駅前店」など5店を閉鎖する。このほか、岐阜県高山市の「V・ドラッグひだ高山日赤前薬局」など、4月1日付で吸収合併したひだ薬局、なぎさ薬局の合計7店が中部薬品に移行する。これにより、グループ内のドラッグストア数は505店になる。

 ホームセンターはダイユーエイトが5店、ホームセンターバローが1店を新設する。惣菜専門店などは中部フーズが12店を開店する。スポーツクラブはアクトスが堺市西区の「アクトスWill_Gイトーヨーカドー津久野」など2店を開設、埼玉県川口市の「アクトスWill_G川口北」、東京都小金井市の「アクトスWill_G小金井中町」など5店を閉める。

 ペットショップはアミーゴが石川県金沢市の「ペットワールドアミーゴ金沢有松店」など5店、ジョーカーが埼玉県川口市の「JOKER樹モールプラザ川口店」を出店する。

 バローグループは1958年、岐阜県恵那市で開業したスーパーからスタートし、関連会社を設立してドラッグストアや惣菜専門店などに進出するとともに、企業買収で東海地方を中心に店舗網を広げている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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