ジャパンベストレスキューシステム 2Q増収、保証事業および保険事業は売上高・利益ともに増加

2023年5月12日 13:59

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記事提供元:フィスコ

*13:59JST ジャパンベストレスキューシステム---2Q増収、保証事業および保険事業は売上高・利益ともに増加
ジャパンベストレスキューシステム<2453>は11日、2023年9月期第2四半期(22年10月-23年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.6%増の92.08億円、営業利益が同1.7%減の7.25億円、経常利益が同3.3%増の7.18億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同37.8%減の3.22億円となった。

会員事業の売上高は前年同期比1.6%増の49.60億円、営業利益は同4.5%減の4.44億円となった。主力の賃貸入居者向け会員サービス提供である「安心入居サポート」の会員数が順調に増加した。

保証事業の売上高は同15.2%増の8.05億円、営業利益は同9.8%増の2.95億円となった。住宅設備の延長保証サービス「あんしん修理サポート」の販路拡大が奏功し、増収増益となった。

保険事業の売上高は同22.7%増の31.59億円、営業利益は同16.7%増の2.19億円となった。主力の家財保険「新すまいRoom保険」の契約件数の拡大が好調に推移したことに加え、スマホ保険・スポーツクラブ傷害保険の売上が寄与したことにより、増収増益となった。

駆けつけ事業の売上高は同70.5%減の1.44億円、営業損失は524千円(前年同期は0.53億円の損失)となった。同事業は会社分割の上、関連会社であるアクアラインへ2022年11月30日を効力発生日として譲渡されている。

2023年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.8%増の183.00億円、営業利益が同13.0%増の16.50億円、経常利益が同27.9%増の15.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同116.9%増の9.50億円とする期初計画を据え置いている。

また同日、直近の配当予想通り1株当たり9.00円の中間配当を実施することを発表した。《SI》

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