3日のNY市場は続落

2023年5月4日 08:15

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33414.24;-270.29Nasdaq;;12025.33;-55.18CME225;28715;-415(大証比)

[NY市場データ]

3日のNY市場は続落。ダウ平均は270.29ドル安の33,414.24ドル、ナスダックは55.18ポイント安の12,025.33で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え調整色が強まり、まちまちで寄り付いた。その後、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで市場の予想通り0.25ポイントの利上げを決定。声明では前回合まで記載していた追加利上げの可能性を示唆する文言を削除したため利上げ停止の観測が強まり、一時上昇した。しかし、パウエル議長が会見でFRBの見通しに基づくと利下げは想定されないとすると利下げ期待が後退し、売りに転じた。終盤にかけて、6月の利上げ確率が上昇すると下げ幅を拡大した。セクター別では商業・専門サービスが上昇した一方で、エネルギー、消費者サービスが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比415円安の28715円。ADR市場では、対東証比較(1ドル134.6円換算)でトヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、三井物産<8031>をはじめ全面安となった。《YN》

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