23日のNY市場は反発

2022年12月24日 10:13

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記事提供元:フィスコ

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33203.93;+176.44Nasdaq;10497.86;+21.74CME225;26215;+65(大証比)

[NY市場データ]

23日のNY市場は反発。ダウ平均は176.44ドル高の33,203.93ドル、ナスダックは21.74ポイント高の10,497.86で取引を終了した。前日までの流れを引き継ぎ、寄り付きは下落したが、売りが一巡すると買い戻しの動きも見られた。12月ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が改善したことは相場のサポート材料となったが、11月PCEコアデフレータは連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を和らげるほどではなく、根強い景気後退への懸念から上値が重い展開となった。また、長期金利の上昇がハイテク株の重石となった。主要株価指数は小幅に反発し、ダウ平均は週を通じて上昇となったが、ナスダックは3週連続の下落となった。26日はクリスマスの振替祝日で休場となる。セクター別ではエネルギーの上昇が目立ったほか、小売、メディア・娯楽などが上昇。自動車・自動車部品、耐久消費財・アパレルなどが下げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比65円高の26215円。ADR市場では、対東証比較(1ドル132.91円換算)でファーストリテ<9983>、三井物産<8031>、オリックス<8591>などが上昇した一方、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>、三井トラスト<8309>などが下落するなど、高安まちまち。《YN》

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