日経平均は112円安、米金融引き締め長期化による景気後退を警戒

2022年12月15日 13:51

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記事提供元:フィスコ

*13:51JST 日経平均は112円安、米金融引き締め長期化による景気後退を警戒
日経平均は112円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、中外薬<4519>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、日産化<4021>、7&iHD<3382>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、精密機器、電気機器、サービス業、化学、食料品が値下がり率上位、鉱業、倉庫運輸関連、海運業、陸運業、パルプ・紙が値上がり率上位となっている。

日経平均はやや売りに押される展開となっている。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表後に、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレを封じ込めるための利上げの道のりは長いと繰り返したため来年の利下げ観測が後退し、また、また、FRBスタッフ予測も想定以上にタカ派的な内容となったことから、米金融引き締め長期化による景気後退が警戒され、東京市場の株価の重しとなっているようだ。《SK》

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