大阪のイオンタウン松原、2023年秋オープンへ スーパーや衣料品店など36店舗

2022年11月22日 16:23

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イオンタウン松原の完成イメージ(イオンタウン発表資料より)

イオンタウン松原の完成イメージ(イオンタウン発表資料より)[写真拡大]

 イオンタウンは2023年秋、大阪府松原市にショッピングセンター「イオンタウン松原」(松原市新堂)を出店する。物販、飲食、各種サービスなど36店舗を集め、暮らしを豊かにする商品やサービスを提供するだけでなく、地域の交流、コミュニティの拠点となることを目指す。

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 イオンタウン松原は、鉄骨2階建て延べ約4万7,000平方メートル。出店する店舗名は公表されていないが、スーパーや食物販店、飲食店、大型スポーツ店、総合衣料品店、本州初出店となる大型ホームセンターなど計36店を誘致する計画。約1,400台分の駐車場と約340台分の駐輪場を確保する。近年オープンしたイオンタウンの中では、比較的規模が大きい店舗となる。

 計画地は松原市南部の新堂4丁目土地区画整理事業地内にあり、敷地面積約6万2,000平方メートル。近鉄南大阪線の河内松原駅から南西に約1キロ、国道309号に面し、大阪府道中央環状線が近くを通る。大阪市南部の繁華街・天王寺地区には、電車で10分ほどの位置にある。

 松原市は大阪府の河内地区に位置し、人口約12万人。大阪市や堺市に隣接していることから、ベッドタウンとして発展してきた。だが、市内を走る電車は近鉄南大阪線だけで、沿線を除けば自家用車で移動する住民が多い。このため、イオンタウン松原は道路交通に便利で、広い駐車場を確保できる土地区画整理事業地を出店場所に選んだ。

 新堂4丁目土地区画整理事業は、国道309号沿いの農業地域を新しい街に変えるのが目的。地権者らが2014年にまちづくり協議会を設立して計画の検討を始め、2018年に土地区画整理組合を発足させた。計画の中で地域の中核的な存在と位置づけられているのがイオンタウン松原で、周囲には住宅地や公園が整備される。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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