大阪金概況:大幅に下落、円高・ドル安で割高感強まる

2022年10月27日 16:05

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記事提供元:フィスコ

*16:05JST 大阪金概況:大幅に下落、円高・ドル安で割高感強まる
大阪取引所金標準先物 23年8月限・日中取引終値:7763円(前日日中取引終値↓114円)

・推移レンジ:高値7823円-安値7763円

27日の大阪取引所金標準先物(期先:23年8月限)は大幅に下落した。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を手掛かりに、外為市場で一時1ドル=145円10銭台と昨日15時頃に比べ2円90銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が強まった。また、今日の東京株式市場で日経平均が下落したものの底堅く推移したことから、安全資産とされる金の投資需要も膨らまず、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが優勢の展開となった。《FA》

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