東京為替:ドル・円は底堅い、午後は149円半ばに浮上も

2022年10月19日 17:08

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記事提供元:フィスコ

*17:08JST 東京為替:ドル・円は底堅い、午後は149円半ばに浮上も

19日の東京市場でドル・円は底堅い。午前中は仕掛け的な売りが強まり、一時149円11銭まで下落。その後、日本株高を好感した円売りでドルを押し上げた。午後は米10年債利回りの持ち直しでドル買いが再開し、前日海外高値に迫る149円48銭まで上昇した。

・ユーロ・円は147円26銭から146円72銭まで下落。
・ユーロ・ドルは0.9872ドルから0.9815ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円149円30-40銭、ユーロ・円146円80-90銭
・日経平均株価:始値27,225.17円、高値27,371.38円、安値27,192.79円、終値27,257.38円(前日比101.24円高)

【要人発言】
・岸田首相
「投機が絡んだ過度で急速な為替の変動は容認できない」
「為替の過度な変動には適切な対応を取らなければならない」
・黒田日銀総裁
「政府の為替介入、大変適当なこと」
「金融政策は全体としての経済・物価情勢の評価に基づいて行うもの」
・安達日銀審議委員
「為替相場、金融政策がコントロールする対象ではない」
「為替の変動に対応すれば、政策運営の不透明感が高まる」
「金融引き締めのタイミングにはない」

【経済指標】
・英・9月消費者物価指数:前年比+10.1%(予想:+10.0%、8月:+9.9%)
・英:9月生産者物価指数・産出:+15.9%(前年比予想:+15.7%、8月:+16.4%←+16.1%)《TY》

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