大阪の「ららぽーと堺」、212店舗が集まり11月8日開業へ

2022年8月29日 16:28

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ららぽーと堺のオープンイメージ(三井不動産発表資料より)

ららぽーと堺のオープンイメージ(三井不動産発表資料より)[写真拡大]

 三井不動産は、堺市で整備しているショッピングセンター「三井ショッピングパークららぽーと堺」(堺市美原区黒山)を、11月8日にグランドオープンすると発表した。物販、飲食、サービスなど212店舗が集結し、堺市だけでなく、大阪市や大阪府南部、奈良県などから広域的に集客する方針だ。

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 ららぽーと堺は鉄骨3階建て延べ約9万平方メートルの店舗棟と、立体駐車場棟2棟合計延べ約5万3,000平方メートルで構成される。出店する店舗は212。うち97店が堺市初出店、33店が関西初出店となる。売り場面積は約5万6,000平方メートル。約3,000台分の駐車場が確保されるほか、大阪メトロの新金岡駅、近鉄の河内松原駅、南海電鉄の初芝駅から連絡バスが運行する。

 施設の中央には、約1,400人が本格的なイベントを楽しめる屋内型スタジアムコート「ファンスタクロススタジアム」を設置。音楽ライブやXスポーツ、ダンスなど幅広いイベントを開催する。1階にはイベントを観覧しながら飲食できるフードホール、3階にエリア最大級、約1,400席のフードコートが整備されるほか、屋外には芝生と緑の中でのびのびとした時間を過ごせる「MIHARAパーク」が設けられる。

 主な出店店舗は、スーパーの「ロピア」、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」、チョコレートの「ゴディバ」、レディースファッションの「エルーラ」、子ども服の「ズーマック」、絵本雑貨の「コドモト」、化粧品の「アトリエアルビオン」、ジュエリーの「アネタ」、100円ショップの「ダイソー」、インドアプレイグラウンドの「しまぐるランド」、回転寿司の「くら寿司」など。

 予定地は堺市と旧美原町の合併新市建設計画で「美原新拠点」と位置づけられた黒山地区に位置する。大阪府を南北に貫く国道309号沿線で、阪和自動車道の美原北インターチェンジ、美原南インターチェンジが近い。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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