後場の日経平均は58円高でスタート、レーザーテックや東エレクなどが高い

2022年7月27日 12:57

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27713.80;+58.59TOPIX;1945.20;+2.03


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比58.59円高の27713.80円と、前引け(27692.89円)から上げ幅を広げて始まった。ランチタイム中の225先物は27660円~27720円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=136.90-137.00円と午前9時頃からほぼ変わらず。アジア市況では上海総合指数が小安い一方、香港ハンセン指数は1.5%を超える下落率で推移。アルファベットとマイクロソフトの決算を無難に通過し、ナスダック100先物が大幅に上昇するなか、日経平均は後場も堅調スタートを切り、27700円を回復。一方、一時137円台を回復した対ドルでの為替の円安進行が一服したことや、今晩の米国市場での連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表やメタ・プラットフォームズの決算を控え、積極的な売買は限定的。薄商いのなか、日経平均はその後再び27600円台に戻す動きも見られている。

 セクターでは陸運、医薬品、精密機器が上昇率上位となっている一方、水産・農林、小売、証券・商品先物が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位ではレーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>が大幅高。商船三井<9104>、日本電産<6594>、OLC<4661>なども高い。一方、ダブル・スコープ<6619>が急落しており、シマノ<7309>、マキタ<6586>が大幅安。川崎汽船<9107>、ファーストリテ<9983>、キヤノン<7751>、カプコン<9697>、東邦チタニウム<5727>なども安い。《CS》

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