後場の日経平均は174円高でスタート、商船三井やレノバなどが上昇

2022年7月8日 12:57

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26665.04;+174.51TOPIX;1894.44;+12.11


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比174.51円高の26665.04円と、前引け(26869.82円)から200円以上上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は26390円~26850円のレンジで乱高下。ドル・円は1ドル=135.70-80円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況では上海総合指数が小高く推移しており、香港ハンセン指数も堅調推移。前引け後に225先物は一時この日の高値から500円近くも値を切り下げた。奈良市内の路上で街頭演説をしていた自民党の安倍晋三元首相が散弾銃で撃たれ、意識不明の状態で心肺停止と伝わっており、ヘッドラインに反応した機械的な売りが膨らんだようだ。後場の日経平均も水準を切り下げて始まり、間もなくして26500円台にまで水準を切り下げてきている。

 セクターでは非鉄金属、鉱業、海運を筆頭に全般買い優勢の展開。一方、食料品、精密機器、医薬品が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、三菱重<7011>、INPEX<1605>、レノバ<9519>、デンソー<6902>が大幅に上昇。レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>も堅調。大阪チタ<5726>は急伸となっている。《CS》

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