関連記事
製薬・通信・医療機器・生保15社で協会設立へ
記事提供元:エコノミックニュース
エーザイ、塩野義、オムロン、住友生命、テルモ、NTT、富士通など製薬・医療機器・生保や通信業者ら15社が来年度早期に「PHR(パーソナル・ヘルス・レコード=生涯型電子カルテ)サービス事業協会」の設立を目指す。新たな産業創出が狙い。
PHRサービスは「個人の健診情報や歩数、血圧、体重、睡眠、食事等の健康医療データを利用することで日常や医療機関受診時の利活用により、新たな産業の新興が見込めるサービス」としている。
協会は「健康・医療に関する様々な主体が持つデータを効果的に利活用するための標準化、PHRサービスの品質向上を促進するためのルール整備などについて検討する」。
SONPOホールディングスの櫻田謙悟代表執行役会長は「日本は健康・医療に関するリアルデータの宝庫であり、データを活用したソリューションが提供できる。この分野における民間分野でのイノベーションを起こしていくため、業種の縦割りでなく、横の連携の会議体が必要で、それがPHRサービス事業協会。PHRサービス産業を発展させ、健康寿命延伸、労働生産性の向上、国際競争力強化をオールジャパンで実現していく」と設立宣言会合でアピール。
KDDIの森田圭取締役執行役員常務は「短期的には個人情報保護・セキュリティ確保に向けた考え方やリコメンデーションのあり方など、中長期的には使いやすさなども含めたサービス評価のあり方などを検討していく」と協会の役割を語った。(編集担当:森高龍二)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 秋から食品値上げラッシュ、値上げ率14% 2万品目に
8/13 17:13
- 米国で半導体生産支援の法が成立、供給不足解消になるか!?
8/11 08:19
- アリババ決算から見る中国景気の実際
8/10 08:03
- 新しい官民連携「ソーシャルインパクトボンド」の、活かし方を考える 8/ 8 16:56
- 最低賃金に過去最高の31円引上げが諮問され、コンビニ経営は成り立つのか? 8/ 5 16:44