大阪金概況:大幅に下落、米物価指数の発表を控え換金売りも

2022年5月11日 16:05

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:大幅に下落、米物価指数の発表を控え換金売りも
大阪取引所金標準先物 23年4月限・日中取引終値:7679円(前日日中取引終値↓114円)

・推移レンジ:高値7684円-安値7645円

11日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は大幅に下落した。今週は米物価指数の発表が大きなイベントとして注目されている。日本時間の今晩、4月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、また、明晩には4月の米卸売物価指数(PPI)が発表される。市場では、これらの物価指数の発表が米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを後押しする可能性が意識されており、そうなった場合には今後、金市場への資金流入が細るとの見方から金を一旦現金化する動きが指摘されている。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りがかさむ展開となった。《FA》

関連記事