大阪金概況:下落、円高・ドル安で割高感意識するも午前の安値形成後は底堅く推移

2022年5月10日 16:05

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記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:下落、円高・ドル安で割高感意識するも午前の安値形成後は底堅く推移
大阪取引所金標準先物 23年4月限・日中取引終値:7793円(前日日中取引終値↓68円)

・推移レンジ:高値7797円-安値7714円

10日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は下落した。

午前の時間帯に外為市場で一時1ドル=129円80銭前後と昨日15時頃に比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識され、金先物は売りが先行した。一方、金の価格決定要因として注目される米長期金利が上昇一服となり、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方もあり、今日の金先物は売りが優勢だが、午前の時間帯に安値をつけた後は底堅い動きとなった。《FA》

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