新型Studio Display、64GBストレージ内蔵も用途は不明

2022年3月25日 07:46

印刷

記事提供元:スラド

Appleの新型27インチ・5Kディスプレイ「Studio Display」が市場に出回り始めている。このStudio Displayは第9世代iPadなどに使われてきた内部A13チップを搭載しており、単なるディスプレイというよりPCに近い機能を有したものとなっている。またファームウェアと呼ばれているものが実はiOS 15.4のフルバージョンだったことも判明、実質的にはでかいiPad的なものであるらしい(9to5MacEngadget)。

Studio Displayを実際に製品を手に取った開発者のKhaos Tian氏によると、本製品には64GBものオンボードストレージが内蔵されていたことが判明したという(Khaos Tian氏のツイート)。64GBはApple TV 4Kのストレージの約2倍にあたり、iPad Air 5のストレージとほぼ同じ容量。標準で使用されているのはそのうちの2GB未満であるとのこと。システムアップデートなどの目的である程度のサイズのストレージ容量は必要とは思われるが、ディスプレイに64GBものオンボードストレージを内蔵するのは過剰なので、なにか後から別の新機能が追加されるのではないかと期待する向きもあるようだ(Engadget)。 

スラドのコメントを読む | アップルセクション | アップル

 関連ストーリー:
Apple の Studio Display、内蔵 Web カメラの残念な画質が注目される 2022年03月19日
Apple、新 iPhone SE や 新 iPad Air、Mac Studioなどの新製品を発表 2022年03月09日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事