森保ジャパン、サウジアラビアに2-0で勝利 サッカーW杯最終予選

2022年2月2日 07:52

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 1日、埼玉スタジアム2002でサッカーのW杯アジア最終予選が行われ、日本がサウジアラビアに2-0で勝利し勝ち点を18とした。日本はアウェイでのサウジアラビア戦における敗戦の雪辱を果たすとともに、W杯自動出場圏内のグループB2位を守った。3月24日、アウェイで行われるグループB3位オーストラリアとの対戦に勝利すれば、W杯出場が決まる。

【前戦は】森保ジャパン、中国に2-0で勝利 サッカーW杯最終予選

 日本は1月27日の中国戦と全く変わらない先発メンバーで臨む。この試合、引き分けでも構わない勝ち点19でグループB首位のサウジアラビアは、ボールを保持する守備的な展開から入る。サウジアラビアに前半17分、アルマルキが負傷交代するアクシデントが発生する。

 前半32分、酒井宏樹が自陣右サイドから縦パスを送ると、走り込んだ伊東純也がDFと交錯しながら振り切り深い位置からクロスを送る。これを大迫勇也がスルーし、受けた南野拓実がDFを交わし放ったシュートがGKに当たりながらゴールインし先制点となる。前半40分、田中碧がPA内へスルーパスを送ると、反応した伊東が強烈なシュートを放つも、GKにセーブされる。

 後半も日本は攻撃の姿勢を崩さない。後半5分、南野の左サイドへのスルーパスに反応した長友佑都がDFと競り合ったボールが右に流れる。ここに走り込んだ伊東が豪快なシュートを放つと、ゴール左上隅に綺麗に吸い込まれ追加点となる。

 サウジアラビアは反撃を試みるも日本の守備を崩せない。後半23分に中山雄太、前田大然、後半32分に浅野拓磨、後半45分に原口元気を投入する。日本はカウンターでサウジアラビアのDFの裏を狙うも追加点は奪えず試合は終了した。

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