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夜間の映像も鮮明に撮影 360度撮影対応のドラレコ発売 ケンウッド
ケンウッドが発売した360度撮影対応2カメラドライブレコーダー(画像:JVCケンウッド発表資料より)[写真拡大]
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドから、360度撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-C770R」を2月下旬から発売する。フロント用360度撮影対応カメラで前後左右と車内を、リアウィンドウ設置カメラで後方を撮影する。
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昨今、あおり運転や運転ミスによるトラブルが急増していることから、前方と後方を同時に撮影できる2カメラモデルが主流となっている。またあおり運転だけでなく、歩行者が突然クルマにぶつかるあたり屋もニュースとなった。
歩行者のあたり屋では、ドライブレコーダーの記録がなければ罪になるところだったとドライバーが話しており、ドライブレコーダーの重要性が改めて認知された。道路交通法では、交通弱者を保護する考えがあるため、映像として証拠がなければ、ドライバーは過失運転致傷罪に問われる。
クルマは、一旦走行すれば常に危険と隣り合わせであることを意識しているドライバーは少ない。だが昨今ニュースなどで様々な交通トラブルが聞かれるため、自分の身を守るためにドライブレコーダーは必須アイテムとなっている。
今回発売されたドライブレコーダー「DRV-C770R」は、フロント用360度撮影対応カメラで前方と左右、そして車室内を撮影。これにより並走するクルマの幅寄せのほか、車内での万が一のトラブルも録画できる。後方カメラでは、あおり運転などのほか、追突などの録画に対応する。
ドライブレコーダーで問題となるのが、トンネルなどに進入する際の明るさ変化への対応や、夜間などの暗い場所での映像のクオリティだろう。「DRV-C770R」は、前後2カメラにCMOSセンサー「STARVISTM」と「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」を搭載。ケンウッドが長年培った映像チューニング技術で、暗い場所や明暗が変わる場所でも鮮明に撮影ができるという。
前後カメラは独立して明るさを7段階に調整できるため、リアガラスがスモークガラスでも、後方だけ映像を明るくすることも可能だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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