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ルイ・ヴィトン“トランク”の展覧会が東京で、NIGOらがパーソナライズした200点展示
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、「200点のトランク、200名のビジョナリー(仮題)」展が、東京にて2022年に開催される予定だ。
■200名のクリエイターが再解釈したトランクの展覧会
旅行鞄の専門店として創業したルイ・ヴィトンにとって、真髄(こころ)とも言えるトランク。そのメゾンの象徴的なトランクを、創業者ルイ・ヴィトンの生誕200周年を記念し、200名のアーティストがそれぞれの想像力で再解釈した。「200点のトランク、200名のビジョナリー(仮題)」展の会場には、ユーモアに満ち溢れた200点のトランクが一堂に会す。
■NIGOらがパーソナライズしたトランク
200名のアーティストに名を連ねているのは、フランスを代表する現代アーティストであるジャン ミシェル・オトニエル、フランスのイラストレーターであるジャン フィリップ・デローム、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションも行ってきたNIGO、ヒップホップグループBTSなど、アートやカルチャー、科学、スポーツ、世界的に多様な分野で活躍する200名の才能あるクリエイターやメゾンの友人たち。
彼らが、メゾンを象徴するアイテムであるトランクをパーソナライズし、創業者ルイ・ヴィトンへとオマージュを捧げる。ルイが1850年代に開発したトランクの原型に近い寸法である50×50×100cmのボックスを真っ白なキャンバスに見立て、様々なコンセプトによって表現した。
トランクには、実際に制作されたものとデジタルで制作されたものの両方があり、展示会場には、オリジナルのアートピースとスクリーンパネルで覆われた「マジックボックス」が混在している。また、この中には「ムッシュ・ルイ」と名付けられたロボットトランクも展示される。
■伝統と未来を感じる展示会場
会場に入り、来場者の目にまず飛び込んでくるのはLEDスクリーンに囲まれたトランク。ダミエ・パターンのカーペットが敷かれた空間で、来場者は伝統と未来が交錯するような気分を味わえる。トランクが置かれたランダムな高さの木箱は、トランクを運ぶ際に使用されるものだ。
さらにアニメーションや没入型スペースなどで構成された空間も用意。スペースの一部は、インタビュービデオや読書を楽しめるエリアだ。
また、音楽が聞こえてくる方向に進むと、バーのような空間へと繋がる隠れた入口があり、進んだ先にはイギリス人 DJ/プロデューサーのベンジー・Bが制作したジュークボックス型のトランクが設置されている。そこから流れる200曲を聞きながら、エキシビションの延長としてアップビートな雰囲気を楽しむこともできる。
なお、本展は、2021年12月9日(木)、パリ郊外アニエールに佇むヴィトン家の邸宅を皮切りに、ニューヨーク、東京、ロンドンをはじめとする世界各地を巡回予定となっており、ツアーの最終地点はサザビーズのオークションとなる。オークションでの収益は、ルイ・ヴィトンが設立した奨学金プログラムに充てられる。
【詳細】
「200点のトランク、200名のビジョナリー(仮題)」展
「200 TRUNKS, 200 VISIONARIES THE EXHIBITION」
開催時期:2022年中(予定)
※詳細は後日発表予定。
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