12月10日のNY為替概況

2021年12月11日 05:20

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記事提供元:フィスコ


*05:20JST 12月10日のNY為替概況
 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は113円78銭まで強含んだのち、113円23銭まで反落し、引けた。

米労働省が発表した11月消費者物価指数(CPI)は前年比で1981年12月以降39年ぶり最大の伸びを記録したが、前月比では鈍化の兆しが見られインフレがピークを付けたとの見方から米国債相場が堅調に推移。金利低下に伴いドル売りが優勢となった。その後、12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想以上に上昇したほか、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)が初期の調査で、オミクロン株によるワクチン接種完了者に対する影響は緩やかだと発表したことが好感され下げ止まった。


  
ユーロ・ドルは1.1266ドルまで下落後、1.1324ドルまで上昇し、引けた。

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ユーロ・円は128円40銭まで上昇後、127円81銭まで反落。

 
ポンド・ドルは1.3204ドルから1.3276ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.9254フランまで強含んだのち、0.9199フランまで反落した。


 

【経済指標】

・米・11月消費者物価指数:前年比+6.8%(予想:+6.8%、10月:+6.2%)・米・11月消費者物価コア指数:前年比+4.9%(予想:+4.9%、10月:+4.6%)・米・11月消費者物価指数:前月比+0.8%(予想:+0.7%、10月:+0.9%)・米・11月消費者物価コア指数:前月比+0.5%(予想:+0.5%、10月:+0.6%)・米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:70.4(予想:68.0、11月:67.4)・米・12月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.9%(予想5.0%、11月:4.9%)・米・12月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.0%(11月:3.0%)・米・11月財政収支:-1913億ドル(予想:-1930.00億ドル、20年11月:-1452.66億ドル)《KY》

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