日経VI:上昇、株価下落で警戒ムード高まる

2021年8月20日 16:00

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記事提供元:フィスコ


*16:00JST 日経VI:上昇、株価下落で警戒ムード高まる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比+0.67pt(上昇率3.21%)の21.51ptと上昇した。なお、高値は22.02pt、安値は20.44pt。今日の東京株式市場は、売り買いが交錯して始まり、日経225先物は取引開始後は前日終値近辺での推移となった。その後、午前の中頃からは次第に売りが優勢の展開となり、日経225先物は下げ幅を拡大。市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは次第に上昇幅を広げる展開となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》

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