NY外為:ポンド買い先行、BOEの緩和縮小観測強まる

2021年8月5日 23:44

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記事提供元:フィスコ


*23:44JST NY外為:ポンド買い先行、BOEの緩和縮小観測強まる
英中銀は金融政策決定会合で、政策金利を0.10%、債券購入プログラム規模を8950(国債8750/社債200)億ポンドに据え置くことを決定。ただ、決定が7対1となり、ソーンダース委員が債券買い入れの減額を主張したため、若干タカ派に転じたとの見方が強い。

また、声明ではもし、8月の金融政策会合で経済が広範に中銀の予想通り展開した場合、
金融政策においていくらかの引き締めが必要となる可能性が強いとしており、市場では8月の会合での緩和策の出口戦略実施見通しが強まり、ポンド買いが強まった。

ポンド・ドルは1.39ドルから1.3949ドルまで上昇。ポンド・円は152円32銭から152円99銭まで上昇し、7月30日来の高値を更新した。ユーロ・ポンドは0.8494ポンドまで下落し、4カ月ぶり安値を更新。《KY》

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