マツダ、2030年に向けた新たな技術・商品開発方針を発表

2021年6月21日 16:19

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ロータリーエンジンマルチ電動化技術(画像: マツダ発表資料より)

ロータリーエンジンマルチ電動化技術(画像: マツダ発表資料より)[写真拡大]

 マツダは17日、2030年に向けての新たな技術・商品の開発方針を発表した。これまで進めてきた「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」という長期ビジョンの達成を見据え、新しい技術開発や商品の販売方針を打ち出している。

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 今回の発表でマツダが明かした計画は、大きく5つである。

 1つ目は「ビルディングブロック戦略」だ。ベースとなる技術を長期的に積み上げていき、結果として優れた技術を製品に反映するやり方だ。積み上げた技術を効率の良いモノ作りに生かし、製品に反映させる。

 2つ目は「マルチソリューション戦略」である。マツダの新車に「SKYACTIV マルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー」を採用。2022年から2025年にかけて日本や欧米、アジアなどに対象製品を順次導入。2025年からはEV専用のアーキテクチャーに基づいて作られた新車を導入する予定だ。

 3つ目は「事故のないクルマ社会」の実現。「Mazda Co-Pilot Concept」を積み上げ、人間中心の自動運転コンセプトを普及させる。ドライバーの様子を機械が常にチェックし、体調不良を検知すれば自動運転に切り替えるなど、事故のリスクを下げる。

 4つ目は次世代の移動サービスにつながる新技術の開発強化だ。自動車の機能性の強化を通し、それを支えるソフトウェア技術の開発に力を入れる。クルマの内外でスピーディに情報通信ができるように「電気電子アーキテクチャー」の新世代技術を作るなど、カーライフの充実性を引き上げる狙いだ。

 5つ目は、カーボンニュートラルをはじめとする環境改善を意識した、人間中心の開発哲学の継承である。この目標でマツダは、人間がもつポテンシャルや人間らしさを軸に据える。人間らしさを引き立てるサポートを進めるクルマを提供し、サステイナブルな社会への貢献を目指す方針だ。

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