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安江工務店は戻り試す、21年12月期は受注好調で大幅増収増益予想
安江工務店<1439>(JQ)は愛知県を地盤に、住宅リフォーム事業を主力として住宅関連事業を展開している。21年12月期は大幅増収増益予想としている。21年1月~3月累計の受注高は前年比35.7%増と好調だった。収益拡大を期待したい。株価は下値固め完了して徐々に水準を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。
■住宅リフォーム事業が主力
愛知県を地盤に、住宅リフォーム事業(20年12月期売上構成比75%)を主力として、注文住宅の新築住宅事業(同16%)や、不動産売買・仲介の不動産流通事業(同9%)も展開している。
M&Aも活用して新規営業エリア開拓を推進している。20年1月にはインテリア業のアプリコット(兵庫県姫路市)を子会社化、20年3月にはマノモクハウジング(愛知県豊田市)の住宅リフォーム事業・不動産流通事業を譲り受け、20年10月には住宅リフォーム事業のMIMA(大阪府八尾市)を子会社化した。また21年5月には愛知県東三河エリア初出店として豊橋店を開設予定である。
新中期経営計画では目標値に23年12月期売上高99億54百万円、営業利益3億24百万円を掲げている。
■21年12月期は受注好調で大幅増収増益予想
21年12月期連結業績予想は、売上高が20年12月期比27.6%増の68億85百万円、営業利益が5.4倍の1億58百万円、経常利益が3.9倍の1億49百万円、親会社株主帰属当期純利益が72百万円(20年12月期は13百万円の赤字)としている。
営業エリア拡大やM&Aの効果も寄与して受注が好調に推移し、大幅増収増益予想としている。21年1月~3月累計の受注高(速報値)は前年比35.7%増の16億02百万円と好調だった。収益拡大を期待したい。
■株価は戻り試す
株価は下値固め完了して徐々に水準を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。4月23日の終値は1073円、時価総額は約14億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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