概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、ウイルス感染が深刻化

2021年4月22日 09:38

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記事提供元:フィスコ


*09:38JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、ウイルス感染が深刻化
【ブラジル】
休場

【ロシア】MICEX指数 3561.72 +0.26%
21日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比9.31ポイント高(+0.26%)の3561.72で取引を終了した。3545.15から3572.63まで上昇した。

前日の終値近辺で一進一退の展開を示し、終盤にプラス圏を回復した。景気対策への期待が高まっていることが好感され、幅広い銘柄に買いが広がった。プーチン大統領はこのほど、総額5000億ルーブル(約7050億円)に上る景気対策を提案した。これらの資金は旅行業やインフラ産業などに提供される予定だ。一方、指数の上値は重い。原油安や地政学的リスクが解消されていないことが引き続き懸念材料となった。

【インド】
休場

【中国本土】上海総合指数 3472.93 -0.00%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.01ポイント安(-0.0
0%)の3472.93ポイントと小幅ながら続落している。

新型コロナウイルス感染の再拡大が警戒される流れ。インドなど新興国を中心に、一部の国でウイルス感染が深刻化している。世界保健機関(WHO)の最新統計によれば、世界の新規感染は先週まで8週連続で増加し、過去最多を記録した。世界経済の回復後ずれが不安視されている。ただ、米中の緊張緩和が期待され、指数はプラス圏で推移する場面もあった。中国外交部は21日、「バイデン米大統領がオンラインで開く気候変動サミットに、習近平・国家主席も出席する」と発表。新疆ウイグル自治区の人権、香港の自治、インド太平洋地域の覇権などを巡る米中対立が続く中、環境分野の協調を図ることで、両国の全面衝突は避けられる——と歓迎された。《CS》

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