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東京ミッドタウン八重洲の完成イメージ(三井不動産発表資料より)[写真拡大]
八重洲2丁目北地区市街地再開発組合が、東京都中央区八重洲のJR東京駅八重洲口で整備している複合施設の街区名称が、「東京ミッドタウン八重洲」に決まった。三井不動産が8日、明らかにしたもので、店舗やオフィス、小学校、ホテル、バスターミナルなどを備えた2棟が2022年8月に完成する予定。
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東京ミッドタウン八重洲は約1.5ヘクタールの再開発区域で、2018年末から建設工事が進んでいる。高さ約240メートル、地下4階地上45階建て延べ約28万平方メートルのA-1街区と、地下2階地上7階建て延べ約6,000平方メートルのA-2街区の2棟で構成され、地下1階で東京駅と接続される。
A-1街区の地下1階から3階、A-2街区の1階は東京の玄関口という特性を生かし、情報発信力のある商業施設とする。隣接する八重洲地下街と地下1階で接続、旅行客やビジネス客の利便性を高める。
A-1街区の39~45階には、ブルガリホテルズ&リゾーツの「ブルガリホテル東京」が開業する。ブルガリホテルズ&リゾーツはこれまで、イタリアのミラノやフランスのパリなど世界6都市で展開しているが、日本進出はこれが初めて。
A-1街区の7~38階は、東京駅周辺で最大級となる基準階専有面積約4,000平方メートルのオフィスが入る。新型コロナウイルス感染防止策として入館時やエレベーター操作時の完全タッチレスを実現するとともに、空調に最新鋭の高性能フィルターを導入する。
A-1街区の地下2階には、東京駅周辺の歩道上に分散している高速バス停留所を集約して新しいバスターミナルが整備される。国内空港や地方都市を結ぶ路線が集まり、国内最大規模となる見込み。さらに、A-1街区の1~4階には中央区立城東小学校、A-2街区の2、3階には認定こども園が入居する。館内で使用される電力は国際基準に合致したグリーン電力となる。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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