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定額制回遊型住み替え「tsugi tsugi(ツギツギ)」の目指す姿(画像: 東急発表資料より)[写真拡大]
横浜みなとみらいで夜景を楽しむホテルライフを1週間送り、翌週には宮古島で波の音を聞きながらリモートワーク。東急(東京都渋谷区)がそんな心躍る暮らしができるサービスを開始すると発表した。定額制回遊型住み替えサービス「tsugi tsugi(ツギツギ)」だ。その日の都合やその時々の気分に合わせて、好きな場所を選んで「帰る」ことができる。
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サービス第1段として、東急ホテルズと東急シェアリングと連携し、日本全国全39施設を対象に「先行体験メンバー」を募集する。「60泊プラン」と「30泊プラン」の2種類を準備。100名限定でモニターを募っている。60泊プランの利用料は36万円(税込み)で、30泊プランは18万円(税込み)。いずれも同行者1名は無料。
先行体験者の声をもとに検証を重ねて、サービスの価値向上を図る予定だ。今後は、展開エリアや拠点を増やし、地域に根差したサービス、ユーザーの移動を支援する付帯サービスなどの拡充を図ると言う。
同サービスは、長期にわたる期間成約や初期費用・手数料などの住み替えのハードルを軽減し、自由な移動やその土地でのローカルな生活体験を実現しようとしている。日本全国を巡り、その場所に「ただいま」と帰ることで、観光や旅行では味わえない新たなライフスタイルを堪能できる。
先行体験メンバーは、東急ホテルズ35施設、東急バケーションズの有するコンドミニアム4施設からその日の気分で選んで利用できる。一般的な賃貸住宅のような煩雑な手続きや初期費用、光熱費などのランニングコストは不要。その他、レストラン・バー・ルームサービスの優待や施設間移動の一部サポートなどの特典もある。
ツギツギは、同社の「社内起業家育成制度」を利用して立ち上げられた。事業創造の意欲と能力がある従業員を支援し、新規事業創出のスピードアップを図るために2015年4月に創設された制度。これまでに会員制サテライトシェアオフィス事業や翻訳・ローカライズ事業、未利用壁面広告事業などが事業化されている。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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