船橋の「ららぽーとTOKYO-BAY」、北館建替えの第1期区画が10月開業へ

2025年6月4日 09:22

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ららぽーとTOKYO-BAY北館の開業イメージ(三井不動産発表資料より)

ららぽーとTOKYO-BAY北館の開業イメージ(三井不動産発表資料より)[写真拡大]

  • 北館建替え計画内観のイメージ
  • 北館建替え計画内観のイメージ
  • ららぽーとTOKYO-BAYの配置図

 三井不動産は、段階的な建て替えを進めている千葉県船橋市の大型商業施設「三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAY(トーキョーベイ)」(船橋市浜町)北館で、第1期工事区画の10月開業を決めた。これに伴い、隣接する商業施設「ビビット船橋」がリニューアルされ、「ららぽーとTOKYO-BAY North Gate(ノースゲート)」と名称変更して統合される。

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 ららぽーとTOKYO-BAYは、1981年に開業したららぽーと1号館に、北館、南館、西館とノースゲートで構成される。このうち、北館は建て替え工事の全面完成後で鉄骨3階建て延べ約10万3,000平方メートル、店舗面積約6万平方メートル。建て替え前より延べ床面積で約6,000平方メートル、店舗面積で約5,000平方メートル広がる。

 ららぽーとTOKYO-BAY全体では、ビビット船橋などを含めて延べ床面積約43万2,000平方メートル、店舗面積約16万6,000平方メートルになる。

 北館第1期工事区画には94店が出店する。主な店舗はファッションの「ユナイテッドアローズ」、「ラルフローレン」、「ジーユー」、「ラコステ」、書籍の「くまざわ書店」、コスメ・雑貨の「ラリン」、カフェの「コメダ珈琲店」、イタリア料理の「カプリチョーザ」、牛カツの「ふたば亭」など。

 現在営業中の第2期工事区画は10月13日で一時閉館し、建て替え工事に入る。南館と西館も一部リニューアルする。第2期工事区画の一部店舗を南館、西館に移すことも計画されている。

 ビビット船橋はメインエントランスに緑豊かなお出迎え空間を整備するほか、施設の象徴となっているアトリウム広場をスポーツや各種エンターテイメントで利用できる多様なイベント空間に仕上げ、地域の人の憩いと楽しみの場にする。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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