欧米の注目経済指標:3月マークイットユーロ圏製造業PMIは低下の可能性も(訂正)

2021年3月20日 17:04

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記事提供元:フィスコ


*17:04JST 欧米の注目経済指標:3月マークイットユーロ圏製造業PMIは低下の可能性も(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)(米)3月マークイットユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)
(正)(米)3月マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)

3月22日-26日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

■22日(月)午後11時発表予定
○(米)2月中古住宅販売件数-予想は654万戸
参考となる1月実績は669万戸で市場予想を上回った。住宅ローン金利は低水準で推移していること、雇用情勢の改善などが影響しているとみられる。2月については、中古住宅価格の中央値は上昇していることや、住宅在庫は低水準にとどまっていることから、販売件数は1月実績を下回る可能性が高いと予想される。

■24日(水)午後6時発表予定
○(欧)3月マークイットユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)-予想は57.5
参考となる2月実績は57.9。3月については、欧州諸国における新型コロナウイルスの感染流行が続いていることや、雇用環境の大幅な改善は期待できないことから、2月実績をやや下回る可能性がある。

■24日(水)午後10時45分発表予定
○(米)3月マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)-予想は59.5
参考となる2月実績は58.6。先行指標とみられている3月NY連銀製造業景気指数は2月実績を上回っていること、ワクチン接種の拡大などによって雇用環境は多少改善されていることから、3月は2月実績をやや上回る可能性がある。

■26日(金)午後9時30分発表予定
○(米)2月コアPCE価格指数-予想は前年比+1.5%
参考となる1月実績は前年比+1.5%。2月については、個人消費の堅調な伸びは期待できないものの、インフレ鈍化の可能性は一段と低下している。サービス消費はまずまず良好であるとみられており、コアPCEの上昇率は1月実績と同水準となる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・22日(月):(欧)1月ユーロ圏経常収支
・23日(火):(米)10-12月期経常収支、(米)2月新築住宅販売件数■
・24日(水):(NZ)2月貿易収支、(英)2月消費者物価指数、(独)3月マークイット製造業PMI、(欧)3月マークイット総合PMI、(英)3月マークイットサービス業PMI、(米)2月耐久財受注、(米)3月マークイットサービス業PMI
・25日(木):(南ア)南アフリカ準備銀行が政策金利発表、(スイス)スイス中央銀行が政策金利発表
・26日(金):(英)2月小売売上高、(独)3月IFO企業景況感指数《FA》

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