アデリー 2021-22年秋冬コレクション - 花咲き誇るドレスに“ヒトメボレ”

2021年3月20日 08:08

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記事提供元:ファッションプレス

 アデリー(ADELLY)は、2021-22年秋冬コレクションを「Rakuten Fashion Week Tokyo 2021 A/W」2日目の2021年3月16日(火)に表参道ヒルズ スペースオーにて発表した。初となるランウェイショーで掲げたテーマは「Love at first sight・ヒトメボレ」。

■“見た瞬間に恋に落ちてしまいそう”なワードローブ

 どこまでも広がる花畑を彷彿させる、フラワー調の華やかな香りが包み込む会場。スクリーンに次々と映し出されるエネルギッシュな花の写真をバックに、現れたモデルたちが纏ったのは“見た瞬間に恋に落ちてしまいそう”なドラマチックなワードローブだ。

■フラワー刺繍が彩りを添えるワンピース

 象徴的に取り入れられたのは、彩り豊かな“フラワーモチーフ”。透明感溢れるオーガンザを袖口にあしらったドレスには、本物の花のように細かく陰影を付けたフラワー刺繍をオン。オーガンジーのような生地で仕立てたワンピースには、花に付いた雫を思わせるラメ糸を織り交ぜながらピンクやブラウンの小花柄を刺繍した。

 さらに、アシンメトリーな丈のドレスには、絵筆で描いたような色とりどりの花々をプリント。足元やスリーブが透けるワンピースには、赤や紫の可憐な花をのせた。

■花束を連想させるパステルカラー

 美しく咲き誇る花を連想させるのはフラワーモチーフだけではない。例えば、大胆なカラーブロックが目を引くシースルー素材のブラウスには、華やかな花束を連想させる、淡いピンクやブルー、パープルといったパステルカラーを採用。角度や光の当たり方によって色が変わって見えるのも、日々色を変えていく花のようだ。

 また、花をイメージさせるディテールも散見された。胸元や裾にあしらわれたフリルは花弁を思わせるエレガントな佇まい。ブラウスやドレスに多用されたパフスリーブは、これから大きな花を咲かせる蕾のようにボリューミーだ。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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