日経平均VIは低下、ボラティリティーの高まりへの警戒感がさらに緩和

2021年3月11日 13:50

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記事提供元:フィスコ


*13:50JST 日経平均VIは低下、ボラティリティーの高まりへの警戒感がさらに緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-1.34pt(低下率5.38%)の23.57ptと低下している。なお、今日ここまでの高値は24.04pt、安値は23.31pt。

今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯し、日経225先物は小幅高水準で取引を開始した。今週は相場の乱高下を見込む向きもあったが、今日までは日経225先物が比較的落ち着いた推移となっており、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがさらに後退。今日の日経VIは昨日終値を下回った水準で推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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