概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率の加速懸念が指数の足かせに

2021年2月17日 09:42

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記事提供元:フィスコ


*09:42JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、インフレ率の加速懸念が指数の足かせに
【ブラジル】
休場

【ロシア】MICEX指数 3495.26 +0.38%
16日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比13.36ポイント高(+0.38%)の3495.26で取引を終了した。3475.58から3510.77まで上昇した。

買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株高や原油高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。欧州連合(EU)による対ロ経済制裁の実施懸念が圧迫材料となった。また、弱い経済指標も引き続き足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 52104.17 -0.10%
16日のインドSENSEX指数は小反落。前日比49.96ポイント安(-0.096%)の52104.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.25ポイント安(-0.008%)の15313.45で取引を終えた。

前半はプラス圏で推移したが、その後は弱含みの展開を示した。インフレ率の加速懸念が指数の足かせに。国内のガソリンなど石油製品の販売価格が過去最高値に設定されており、インフレ率が一段と加速すると警戒されている。また、新型コロナウイルスワクチンの普及遅れ観測も引き続き警戒された。ほかに、両指数とも過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。

【中国本土】
休場《CS》

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