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中国の月探査機「嫦娥5号」、月面からのサンプルリターンに成功
記事提供元:スラド
AC0x01 曰く、 12月頭に着陸成功とサンプルの採取開始が報じられた中国の月探査機「嫦娥5号」だが、その後の月面離陸と月周回軌道でのランデブーにも成功し、17日に中国の内モンゴル自治区へのサンプル回収を果たした(中国網の記事, CNNの記事, 朝日新聞の記事)。
月からのサンプルリターン成功は米国や旧ソ連に次いで3カ国目で実に44年ぶりとなる。回収されたサンプルは2kgほどだが、嫦娥5号が着陸したのは「嵐の大洋」と呼ばれる地域にある火山「リュムケル山」で、アポロ計画やルナ計画と比べて若い年代の地層であることから、新たな知見が得られるのではないかと期待されている。
なお、中国は今後2023年に嫦娥7号、前後するが2024年に嫦娥6号をそれぞれ月の南極付近に送る計画があるとのことで(マイナビの解説記事)、米のアルテミス計画と並行して中国による月探査が進んで行くことになりそうである。
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月からのサンプルリターンを目指す中国の嫦娥5号、月面で表土や岩石の採取活動を開始 2020年12月04日
月面の放射線量は1日当たり1369マイクロシーベルト。およそ2か月の滞在が限度。中独研究 2020年09月29日
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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