【株式市場】材料株物色が活発で日経平均は先物主導で218円高まで上げた後も値を保つ

2020年12月14日 12:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万6823円25銭(170円73銭高)、TOPIXは1803.73ポイント(21.72ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億5615万株

 12月14日(月)前場の東京株式市場は、朝発表の日銀短観や、米国で「コロナワクチン14日にも米で接種開始」(ブルームバーグニュース12月13日15:57)と伝えられたことなどが支えになり、自動車株や半導体関連株が高く始まり、日経平均は先物主導で9時半頃に217円95銭高(2万6870円47銭)まで上げた。三井住友FG<8316>(東1)や三菱重工<7011>(東1)などが高く、日経平均は前引けにかけても強調推移となった。

 日本酸素HD<4091>(東1)や東邦アセチレン<4093>(東1)が医療用酸素や極低温冷凍用ガスなどを材料に活況高。天昇電気<6776>(東2)は医療廃棄物容器が言われて連日ストップ高。ホープ<6195>(東マ)は自治体向けWeb会議システムなどのDXツールなど注目されストップ高で連日大幅に出直り、極東産機<6233>(JQS)はメガソーラー発電所による水素製造の可能性などが注目され4日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億5615万株、売買代金は1兆1248億円。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は1789銘柄、値下がり銘柄数は314銘柄。

 また、東証33業種別指数は空運を除く32業種が値上がりし、機械、その他金融、その他製品、保険、倉庫・運輸、海運、不動産、輸送用機器、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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