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日経平均は54円安、寄り後下げ渋り
記事提供元:フィスコ
*09:15JST 日経平均は54円安、寄り後下げ渋り
日経平均は54円安(9時15分現在)。米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は寄付き段階では売りが先行した。新型コロナ感染拡大に伴い、吉村大阪府知事が不要不急の外出を控えるよう府民に協力を求めたことなどを受け、経済活動低迷の長期化が懸念されたことに加え、米国市場の取引終了前に米ファイザーなどが開発中の新型コロナワクチンが計画した規模では供給できないと伝わり、ワクチン実用化、普及への楽観的な見方がやや後退し、買い手控え要因となった。また、外為市場で1ドル=103円80銭台と昨日15時頃に比べ60銭ほど円高・ドル安に振れていることも株価の重しとなった。一方、新型コロナ感染拡大による経済への悪影響が広がるようだと財政政策や金融政策への期待が高まるとの見方も強かったが、寄付き段階では売りが優勢だった。《FA》
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