軽四輪攻勢 ホンダ・N-BOXはMCの革新、よりファッショナブルに F1は何処へ

2020年11月26日 09:12

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N-BOX、N-BOXカスタム(画像: 本田技研工業の発表資料より)

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 ホンダ・N-BOXのマイナーチェンジ(MC)である。12月24日発売予定のモデルが、事前に11月20日ネット上で公開された。このポイントは、最近のトレンドで全国の販売店でのお披露目ではなくネット上の公開であることだ。またその内容は、「ほとんどファッション」と言えるほど、機能の更新は少ないように見えることだ。僅かに運転支援システムの「前車追従機能」が速度アップしているという。こうしたソフトウェアによって対応できるところは「かなり更新されている」と推察される。

【こちらも】ホンダ、12月発売予定の新型N-BOXをホームページで先行公開

 今回、改良されたN-BOXに追加された「ファッション」は、軽四輪自動車の規制の枠内であっても「商品力」を上げる試みとしては見事なもので、大いに成功しているのであろう。ネットの評判は意図的な「操作」があって信用できないとしても、規制の枠内で可能性を展開するところは日本人の特性であり、見事なものだ。クルマは「ただの箱」でしかない、「特に軽四輪自動車のサイズでは」、とはとても思えない。

 日本では、国内販売台数の4割を軽四輪車が占めるようになった。ホンダ単独では5割を超えているようだ。「ホンダは軽の自動車会社」との印象が若い人に根付いているまでになった。かつての「F1のホンダ」、天才的な「HONDA F1パイロット」の「アイルトン・セナ」を知らない人が多くなった。「ホンダは常に最先端を行くメーカー」との印象が薄れ、「小さな実用車」を作るメーカーとの印象になっているようだ。

 現代のクルマは「ソフトの塊」となってきており、これからも急速にその量を増やしていく。かつてのパソコンのように、「3年経てば古代の遺物」となるようだ。そのため、各メーカーはモデルチェンジサイクルを再び短縮しなければならない運命にある。一時期、「ムダな消費は地球環境に悪い」となってモデルチェンジサイクルが「平均して4年程度から6年程度」に延長されてきた経緯があったのだが、今は逆の様相だ。

 ソフトの進歩は、「製造工程がなく開発工程だけで容易いため」急速になる。これは「競争の激しい消費の世界」では、「地球環境保全」は「いつの間にか忘れ去られる」のが常だ、との世相にソフトの世界は合致している。

 「資本主義、市場主義」経済が「計画経済」の共産主義国家の中国でも採られている現実は、「地球環境保全」を難しくする原因でもあろう。「市場主義では競争こそが正義」であるからだ。現在では「中国が共産主義」国家であることを理解できていない人が、「中国国民を含め」大半を占めるようになった。

 このように記せば、中国国民は「何を言うか!中国共産党は偉大だ!」と反論するのであろう。だが、「個人の所有物」を求め、それが「多いほど豊かさを実感できる」のが人間の性で、その性に逆らって、「経済の平等」を掲げた共産主義社会での「計画経済」がもろくも敗れ去り、「格差社会」を正義と信じて、即物的に「ファッション」の視点でクルマを評価しているのは「安全」、「地球温暖化防止」の観点からは危険であろう。ユーザー側が、もっと「社会正義」、それを実現するに「必要な技術」を勉強する必要が生じている。

続きは:軽四輪攻勢 ホンダ・N-BOXはMCの革新、よりファッショナブルに F1は何処へ(2)(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

関連キーワード本田技研工業中国地球温暖化

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