スズキ、後付けできる「ふみまちがい時加速抑制システム」発売 ワゴンR向け

2020年8月17日 20:46

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超音波センサー(前)(画像:スズキ発表資料より)

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 スズキは、後付けが可能な急発進等制御装置「ふみまちがい時加速制御システム」を8月21日に発売する。2012年9月から2014年7月に販売したワゴンR FX・FXリミテッド(一部対象外あり)に取り付けが可能だ。

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 「ふみまちがい時加速制御システム」は、前後バンパーにそれぞれ2カ所、計4カ所の超音波センサーを取り付け、運転席側インパネ上部に取り付けた表示機により運転をサポートする。

 前後の超音波センサーが3m以内に障害物を感知すると、ランプとブザーでドライバーに警告を発する。その状態でアクセルを深く踏み込んだ場合、ブザーと警告灯でドライバーに注意を促すとともに、エンジン出力を制御し加速を抑える。

 後退時には、5km/hを超えるスピードに達したときに、加速を抑制するとともに、ブザーと警告灯でドライバーに注意を促す。

 本体価格は6万3,800円(いずれも税込)。取付費(参考)2万5,740円と合わせると、合計8万9,540円。サポカー対象商品となるため、2020年度中に満65歳以上となることと、後つけ装置取扱事業者で取り付けることにより、4万円の補助金が出る。

 取り付けには、専門知識と専門の機材が必要であり、自分で取り付けて設定を行うことはできない。仮に誤ってクルマを衝突させ、バンパー交換となった場合は、エーミング(機調整)と呼ばれる作業環境が整った工場でなければ、システムは正確に作動しなくなる。

 本来、高齢者は安全のために安全運転支援システムが装備される新型車に乗り替えることが理想だが、乗り慣れたクルマを手放して新型車に乗り替えようと考えることは多くない。軽自動車の中で人気のスズキワゴンRは、高齢者の運転率も高いことから、この新たな後付けシステムは、頼もしい商品といえるだろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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