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Microsoft、2030年までの廃棄物ゼロ達成を目標に掲げる
Microsoftは4日、同社の直接的な運営や製品・パッケージングで廃棄物ゼロを2030年までに達成する計画を発表した(Official Microsoft Blogの記事、 Neowinの記事、 GeekWireの記事、 The Vergeの記事)。
Microsoftは2030年までにカーボンネガティブを目指す計画を1月に発表し、7月には企業による温室効果ガス排出量ネットゼロ経済への取り組みを加速するための異業種連合組織を設立している。今回の計画もその一環だ。
廃棄物ゼロの目標を達成するため、Microsoftは再利用・転用・リサイクルの取り組みを強化する。データセンターにはMicrosoft Circular Centersを設置し、使われなくなったハードウェアから再利用・転用可能なコンポーネントを機械学習により識別する。アムステルダムで実施したパイロットプログラムではデータセンターのダウンタイムが減少し、再利用・転用可能な部品が増加するといった成果を上げており、運送コストも減少したという。
パッケージングでは使い捨て型プラスチックの使用を全面的に中止し、OECD基準でリサイクル可能な素材を100%使用する。Surfaceデバイスも100%リサイクル可能な素材で製造するとのこと。このほか、廃棄物に関するデータの改善や、循環型経済関連の投資を専門とするClosed Loop Partnersへの投資、顧客が廃棄物を削減できるようにするための情報提供、Microsoft従業員による取り組みへの参加、といった目標実現のための要素が挙げられている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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