31日の米国市場ダイジェスト:米国株は上昇、追加財政策合意なく失望感もハイテクが牽引

2020年8月3日 07:54

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記事提供元:フィスコ


*07:54JST 31日の米国市場ダイジェスト:米国株は上昇、追加財政策合意なく失望感もハイテクが牽引
■NY株式:米国株は上昇、追加財政策合意なく失望感もハイテクが牽引

米国株式相場は上昇。ダウ平均は114.67ドル高の26428.32ドル、ナスダックは157.46ポイント高の10745.27ポイントで取引を終了した。

新型コロナウイルスの感染拡大で景気や労働市場の回復が停滞し、失業保険補助策も失効する中、追加財政策を巡る交渉が難航しており、合意のめどがたたないことへの失望感から、寄り付き後に下落した。しかし、7月シカゴ購買部協会景気指数が予想外の改善を示したほか、好決算を受けた主要ハイテク株の上昇が下支えとなり引けにかけては大きく上昇に転じた。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器、小売りが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。

ソーシャルネットワーキング大手のフェイスブック(FB)、オンライン小売りのアマゾン(AMZN)、携帯端末のアップル(AAPL)は30日引け後に発表された決算が予想を大幅に上回り急伸。一方、重機メーカーのキャタピラー(CAT)は第2四半期決算で31%減益を発表し下落。大手石油のエクソンモービル(XOM)、シェブロンは2四半期連続で損失を計上しそれぞれ下落した。

米国のトランプ大統領は国家安全保障上の問題から、中国のティックトックを禁止または、他の選択肢を検討していると言及したが、マイクロソフトが同社の米国事業買収で交渉中と報じられている。

(Horiko Capital Management LLC)


■NY為替:ドル反発、米7月シカゴPMIは予想外の改善

7月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円85銭から一時106円05銭まで上昇し、105円86銭で引けた。この日発表された7月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想外に活動の拡大となる50を突破し、1年超ぶりの高水準を記録したため米国景気についての悲観的見方は後退し、ドルを買い戻す動きが広がった。

ユーロ・ドルは、1.1852ドルから1.1762ドルまで下落して1.1778ドルで引けた。ユーロ・円は124円19銭から125円21銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3170ドルまで上昇後、1.3071ドルまで反落した。ジョンソン英首相は新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、経済活動再開の動きを一時停止すると発表したため、景気回復見通しが悪化し、ポンド売りが再燃した。ドル・スイスは0.9085フランから0.9149フランまで上昇した。


■NY原油:反発、40ドル台では利食い売りも

7月31日のNY原油先物9月限は反発(NYMEX原油9月限終値:40.27 ↑0.35)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+0.35ドルの1バレル=40.27ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは39.66ドル−40.55ドル。31日のアジア市場で40.55ドルから39.96ドルまで下落し、その後は40ドルを挟む水準で推移した。ニューヨーク市場で一時40.53ドルまで戻したが、ポジション調整的な売りが観測されており、上げ幅はやや縮小した。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 24.88ドル +0.04ドル(+0.16%)
モルガン・スタンレー(MS) 48.88ドル -0.07ドル(-0.14%)
ゴールドマン・サックス(GS)197.96ドル -1.57ドル(-0.79%)
インテル(INTC) 47.73ドル -0.26ドル(-0.54%)
アップル(AAPL) 425.04ドル +40.28ドル(+10.47%)
アルファベット(GOOG) 1482.96ドル -48.49ドル(-3.17%)
フェイスブック(FB) 253.67ドル +19.17ドル(+8.17%)
キャタピラー(CAT) 132.88ドル -3.85ドル(-2.82%)
アルコア(AA) 13.00ドル -0.18ドル(-1.37%)
ウォルマート(WMT) 129.40ドル -0.72ドル(-0.55%)《ST》

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