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新型コロナで分かった副業とリスク分散の重要性

2020年6月11日 06:33

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 新型コロナウイルスによる経済的打撃は、我々の生活にも及んでいる。収入が得られなくなった人は多く、非常に切迫した問題だ。本記事では、副業によるリスク分散化の重要性について考えていきたい。

【こちらも】持続化給付金は副業も対象になるのか?

■新型コロナで収入が得られず所得が下がる人が続出

 新型コロナによって、我々の生活は大きく変わった。特に経済活動に関しては停滞を余儀なくされ、世界的にその影響がどれほどになるのかさえ見当がつかない。個人レベルでも、多くの人が経済的問題に直面しただろう。収入元が1つであることは、こうした危機に対してかなり脆いことが分かった。

 物事を難しくさせたのは、新型コロナの特質のためだろう。ウイルス感染を防ぐには、人間同士の接触を避けなければならない。業態によっては、完全な営業停止を強いられることになった。人が集まることが前提になる業態では、営業停止が相次ぎ、収入を得る手段が失われた。

 政府による、持続化給付金といった経済対策は現在進行形で行われている。しかし、貯蓄や内部留保などの基礎体力が低い事業者には、不十分であるかもしれない。新型コロナのような危機に瀕した時、”誰かが助けてくれる”では、生活を守れないのだ。

■”非接触型”の副業で所得分散化を図る

 新型コロナに伴う緊急事態宣言と自粛要請により、”接触型”の事業者はジレンマに陥った。営業しなければ収入は得られず、休業したからといって十分な補償は得られない。同時に、社会的モラルに問えば、営業自粛せざるを得なかった。

 有効なワクチンが開発されていない今、秋冬には第2波が来るという予想もある。ダメージを軽減させるために我々ができることは、副業によって所得分散化を図ることではないのだろうか。

 副業先進国のアメリカでは、新型コロナ以前から、リスク分散化の目的で副業をする人々もいた。それは、アメリカの社会保障制度とも関係しているが、そのアプローチ自体は大いに参考になる。

 収入元を1つに限定していると、”接触型”の仕事では新型コロナに対して無力だ。だから、”非接触型”の副業をすることで、収入元を増やす。それはそのまま、所得とリスクの分散化に繋がる。

 ”非接触型”の副業には、インターネットを通じたビジネスが相応しいだろう。クラウドソーシングをはじめ、オンライン上で完結する副業は、数多くある。

 「STAY HOME」でもできる副業を用意しておけば、新型コロナのような問題にも対応できる。また、日本の働き方も変化してきている現在において、所得分散化は生活を守る重要な自衛手段にもなる。

 新型コロナをきっかけとした副業であっても、リスク分散化の考え方は今後も役立つだろう。自らと家族の生活を守るためにも、副業で冬に備える必要がありそうだ。(記事:西島武・記事一覧を見る

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