ウォルマートの従業員、万引き監視AIの誤作動に不満

2020年6月4日 20:29

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 米小売り大手のWalmartは、1000以上の店舗で万引き・盗難などを防ぐための「精算ミス防止用商品追跡システム」を導入しているそうだ。このシステムはカメラで撮影した映像をAIで処理して問題のある行為を発見するもので、アイルランドの技術企業Everseenなどが開発に関わっている。しかし、Walmartの従業員らによると、このシステムは万引きや盗難の抑制には繋がらず、関係のない行動が万引きや盗難と誤認される例が相次いでいるという。

 また、同社従業員らがこの問題についての懸念をマネージャーに伝えたものの、反対に非難されたという話も出ている。特に懸念されているのは誤検知で、無実の行動が万引きと誤解された結果、顧客や店員を苛立たせるのではないかと考えられている。

 さらに、新型コロナウイルスの感染拡大という状況も懸念を大きくしている。システムが問題のある行為を検知した場合、店員はその顧客と接触して万引きや別の問題が発生しているかどうかを判断する必要がある。このとき社会的距離(ソーシャルディスタンシング)の確保のガイドラインを破る必要があり、感染のリスクが高まる可能性がある(Ars TechnicaSlashdot)。

 スラドのコメントを読む | テクノロジー | 人工知能 | ニュース

 関連ストーリー:
AIによる防犯カメラの解析で万引き犯逮捕 2018年12月13日
売り場の様子をネットで動画配信する弁当店 2018年10月16日
スラドに聞け:最近増えているセルフレジの是非 2017年02月01日
万引き犯やクレーマーなどの顔情報が無断で共有されていた事案が明らかに 2014年04月07日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード人工知能(AI)アイルランド新型コロナウイルス

広告

広告

写真で見るニュース

  • TORANOTECによる発表の様子。(TORANOTECの発表資料より)
  • マツダ100th Anniv.カフェタンブラー(画像: MZRacingの発表資料より)
  • (c) 123rf
  • 「マグネター」のイメージ。(c) CSIRO
  • (c) 123rf
  • (c) 123rf
  • 室内で新型コロナウイルスを含んだ飛沫核が移動する様子(上)と換気によって飛沫核の拡散が防げる様子(下)(画像:クイーンズランド工科大学の発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース