日経平均は201円安でスタート、東エレクやアドバンテスが軟調

2020年5月1日 09:39

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19991.97;-201.72TOPIX;1452.46;-11.57

[寄り付き概況]

 1日の日経平均は前日比201.72円安の19991.97円と大幅に反落で取引を開始した。4月30日の米国市場では、NYダウが288ドル安だった。週次新規失業保険申請件数が過去6週間で3000万件に達したほか、3月個人消費支出(PCE)は過去最大の落ち込みを記録するなど悲惨な結果となり投資家心理が悪化、下落して寄り付き、終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の19990円。円相場は1ドル107円30銭台で推移している。この流れから本日の日経平均は200円を超える下げ幅での反落スタートとなった。その後も下げ幅を拡げる展開となっており、300円を超える下げ幅での推移となっている。

 業種別では、海運業、保険業、鉄鋼、空運業、非鉄金属、ゴム製品などがマイナスで推移。一方、食料品、情報・通信業、医薬品、石油・石炭製品などがプラスで推移している。売買代金上位では、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、三菱UFJ<8306>、村田製作所<6981>などがマイナスで推移。一方、タカラバイオ<4974>、ZHD<4689>、HOYA<7741>などがプラスで推移している。《US》

関連記事