シミックHDが急伸、「アビガン」の治験と製造支援が注目されて2カ月ぶりに1600円台

2020年4月24日 10:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■国内臨床第3相試験でモニタリング業務の提供などを発表

 シミックホールディングス(シミックHD)<2309>(東1)は4月24日、急伸し、取引開始後に18%高の1689円(259円高)まで上げ、3月3日以来、約2カ月ぶりに1600円台に進んだ。

 23日付で、新型コロナウイルス感染症への効果が期待される「アビガン」の国内臨床第3相試験でモニタリング業務を提供し、CDMO(医薬品製剤開発および製造受託機関)として「アビガン」の製造を支援することになったと発表。注目集中となっている。

 「アビガン」は富士フイルムHD<4901>(東1)グループの富士フイルム富山化学が開発。2014年3月に新型又は再興型インフルエンザウイルスを適応症として国内で製造販売承認を取得した。この度の新型コロナウイルス流行を受け、政府は「アビガン」の備蓄量を200万人分まで拡大することを決定した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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