トヨタ、エレガントさを増した新型ハリアーを発表 6月頃の発売予定

2020年4月15日 16:42

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新型ハリアー(画像: トヨタ自動車の発表資料より)

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  • 新型ハリアー(画像: トヨタ自動車の発表資料より)
  • プロジェクター式LEDヘッドランプ
  • テールランプ&ハイマウントストップランプ
  • インテリア
  • 調光パノラマルーフ

 トヨタは13日、都市型SUVの新型ハリアーを発表した。今回のフルモデルチェンジにより4代目となったハリアーは、TNGAの仲間に加わりプラットフォームなどを一新する。発売は6月頃を予定している。

【こちらも】トヨタSUVの旗艦「ハリアー」フルモデルチェンジ TNGA「GA-K」プラットフォーム使用

 現在わかっている情報から、新型ハリアーと現行型の3代目ハリアー(以下、先代)の機能などを比較していきたい。

■グレードはアルファベット1文字のシンプルな設定へ変更

 まずはグレードからだが、先代はELEGANCE、PREMIUM、PROGRESSといったグレード表記であったが、新型ハリアーはS、G、Zのアルファベット1文字のシンプルなグレード表記へと変わった。PREMIUM、PROGRESSに”Leather Package”の特別仕様車があったが、新型ではGとZに設定がされている。

■サイズ、エンジンなどのスペック

 エンジンもTNGAになることで刷新がされる。先代後期モデルに採用されていたターボ車は姿を消した。ガソリン車はRAV4に搭載されている、2LのダイナミックフォースエンジンM20A-FKSを採用したM20A-FKSは、現行型エンジンである3ZR-FAEの後継モデルにあたる。

 ハイブリッド車はカムリなどで採用されているA25A-FXSを採用。このエンジンは先代の2AR-FXEの後継にあたり、最大熱効率を41%改善し、かつ高出力を両立したエンジンである。

 これらのエンジンに、ハイブリッド車はTHSII、ガソリン車はDirect Shift-CVTなどのトランスミッションを組み合わせる。また今回、現行型では存在しなかったハイブリッドの2WDも登場したことが大きな特徴でもある。

 寸法は先代が4,725×1,835×1,690mm、新型が4,740×1,855×1,660mm。若干長さと幅が大きくなる一方、高さは30mmほど低くなっているが、特に大きな問題ではないだろう。最小回転半径も先代とほぼ変わらないため、これに関してもこれまでのユーザーにとっては、たいしたことではない。

■エクステリア

 さて、SNSなどでもトレンドにあがったハリアーだが、今回のエクステリアを称賛する声は多い。確かに先代よりも引き締まった顔つきになり、かっこいい。

 まずフロントだが、これまで使用されてきた鷹のエンブレムから、トヨタのエンブレムへと変わったことによる反応は多く見られた。また、ヘッドランプ同士をつなぐメッキモールのようなパーツが、シャープな印象を際立たせる。

 ヘッドランプは先代の中央に向かうにつれて太くなる形状から先細りするタイプに変更され、プロジェクター式LEDヘッドランプとなった。先代にはグレードによりハロゲンタイプも存在したため、これがどうなるかは気になるところだ。

 また2重のL字型に発光する、デイタイムランニングランプと呼ばれるシグネチャーランプを採用し、一目でハリアーとわかるようなプロポーションとなった。サイドビューのボディ断面はメリハリがつき、ボディラインがリヤホイールハウスの上部に向かうパターンを採用することで、動きのあるサイドビューとなった。

 テールランプは横一文字となり、ハイマウントストップランプはロングタイプへと変更された。これらの変更で全体的に精かんな印象を与えるため、かっこいいといわれるのも納得できる。

■インテリア

 インテリアに関してはかなり印象が変わった。先代はインパネからドアへとつながるラインがなめらかな印象を受けたが、今回はインパネのラインがドアへとしっかりつながっており、きびきびした印象と一体感が増したように思える。

 さらに新型はディスプレイオーディオやナビがインパネから飛び出したことで、パワースイッチなどを配置できるスペースができた。加えて一体感でいえば、馬の鞍をイメージしたセンターコンソールがシフトレバー、パネル周辺を同色で覆い、インパネへとつながることでたくましい印象を与える。

 また先代では、Aピラー下の三角窓にはドアミラーが付いていた影響で見通しが悪かったが、今回はドアミラーの位置が下がったことにより、視界の向上につながった。

■機能装備

 機能面ではToyota Safety Senseも変化を遂げた。その1つであるプリクラッシュセーフティは、昼に歩行者を検知できるシステムであったが、昼の歩行者に加え自転車と夜の歩行者を検知できるようになった。

 車線逸脱を通知するレーンディパーチャーアラートもレーントレーシングアシストへと変わり、高速道路での走行をしっかりアシストできる機能となった。

 またこれまで、後方車両を写すインナーミラーへのデジタルタイプは、他の車種で設定があったが、新型ではこの機能に加えて、前方を録画できる機能を付けたデジタルインナーミラーをトヨタとして初採用した。

 トヨタ初採用といえば、調光ガラスを用いた電動シェード付パノラマルーフもその1つだ。電動シェードの開閉に加え、シェードが開いている状態でも調光と透過を瞬時に切り替えられる。時間帯や天気、気分などで変えられるのはありがたい。

 今回紹介した各装備はグレードなどによって違いがある場合も存在する。詳しくはカタログやホームページを確認してみるとよいだろう。また、今後出てくるであろうGRも非常に楽しみな存在だ。まずは無事に発売されることを期待したい。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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