金価格下落の背景は? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

2020年3月3日 12:53

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記事提供元:フィスコ


*12:53JST 金価格下落の背景は? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今回は気になる金市場についてのレポートをご紹介します。

足元では世界的に株価が大きく下落しています。新型コロナウイルスの急速な感染拡大がリセッション(景気後退)懸念につながり、先週の米市場では週間の下落率が2008年10月の世界金融危機以降で最大となりました。一方、リスクヘッジで金が買われたかというと金価格も下落しましたね。

松永さんのレポートでは、『先週末の米国株安やドル安、米利下げ観測の高まりなど金相場に対して複数の強材料が出現しましたが、それに反して先週末のNY金が大幅下落となりました』と伝えています。

金の値動きについては、『NY金は、2月24日に一時1686ドルまで上昇して、「7年ぶりの高値」を記録しましたが、先週末時点で1564ドルまで下落しており、2月24日の高値からたった4営業日で122ドルも下落しており、他の資産クラスで被った損失を穴埋めするための換金売りが出たと見られております』と分析。

そして、『過去にも米国株の急落時に金相場も追随して急落すことは何度もありました』とのことで、『今回の米国株の急落にNY金が追随して急落したことはごく自然な流れだったのかもしれません』と考察しています。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の3月2日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子《HH》

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