ショッピングセンター1月売上、冬物不振で4カ月連続マイナス

2020年2月26日 17:31

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 日本ショッピングセンター協会の発表によると、1月の既存ショッピングセンター売上高は、昨年10月から4カ月連続で前年同月比マイナスとなったことが分かった。

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■冬物や年始商戦が不振で4カ月連続でマイナス

 25日、日本ショッピングセンター協会が1月のSC販売統計調査報告を発表した。既存SC売上高は前年同月比1.3%減の5,773億1,868万4,000円となり、2019年10月から4カ月連続で前年同月比マイナスとなった。

 暖冬により冬物商品の動きが鈍かったことに加え、バーゲンや福袋など年始商戦も厳しかった。一方で9連休となったことから飲食やサービスが好調と答えたSCが多かったという。

 このうちテナントの売上高は前年同月比1.0%減の4,677億827万1,000円、キーテナントは同2.6%減の1,096億1,041万3,000円となり、どちらも4カ月連続でマイナスだった。

■千葉、仙台、北海道、東北が好調

 大都市では、千葉市が前年同月比2.8%増、仙台市が同2.4%増と特に好調で、名古屋市、大阪市、神戸市、福岡市が前年並みかプラス。東京区部が同2.2%減、川崎市が同3.0%減、京都市が同2.0%減と特に不調で、札幌市、横浜市、広島市でマイナスだった。

 その他の地域では、北海道が同2.3%増、東北が同1.8%増でこの2地域のみプラス。7地域がマイナスとなり、特に北陸が同2.7%減、近畿が同2.5%減、四国が3.4%減と不振だった。

■年間売上は3年連続プラスも第4四半期がマイナス

 同日、2019年の調査報告(速報)も発表した。全SCの年間売上高(推計)は前年比1.1%増の32兆583億円だった。また既存SCの売上高は同0.4%増となり、2017年から3年連続でプラスとなっている。

 月別では消費税増税前の駆け込み需要を含めて9月までは好調だった一方、10月からは増税の反動減や自然災害の影響、天候不振により、第4四半期は前年同期比4.3%減となった。業種では衣料品全般が不振だったものの、飲食やサービス関連が好調だった。

■川崎、大阪、神戸が好調、広島が不振

 大都市では、川崎市が前年比1.4%増、大阪市が同1.8%増、神戸市が2.4%増など、9都市でプラスか前年並み。その一方で東京区部が同1.1%減、横浜市が同0.7%減、広島市が7.0%減で、この3都市が前年割れ。その他の地域では、関東が同1.1%増、九州・沖縄が同1.1%など7地域でプラスだったが、中部が0.9%減、四国が2.6%減で、この2地域が前年割れだった。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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