欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、底堅い米経済指標も週末の手仕舞い売り

2020年2月14日 17:25

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記事提供元:フィスコ


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、底堅い米経済指標も週末の手仕舞い売り
14日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米小売売上高など経済指標が底堅い内容なら、株高を手がかりにドル買いは継続。ただ、新型コロナウイルスの感染状況が注視されるなか、週末の手仕舞い売りが上昇を抑えよう。

新型ウイルスの先行きへの影響に思惑が交錯している。日本では感染による肺炎の死者が初めて確認され、国内経済や企業業績への悪影響を警戒する動きが強まった。本日の東京株式市場で日経平均株価は前日比で一時200円超安の軟調地合いとなり、日本株安を嫌気した円買いに振れた。一方で、上海総合指数がプラス圏で推移したことで日本以外のアジア株は全般的に堅調地合いとなり円買いを抑制。ユーロ・円などクロス円は底堅く推移した。それを受けドル・円は109円73銭まで弱含んだ後、小幅に値を戻す展開となった。

この後の海外市場は株高を背景とした円売り基調で、主要通貨は引き続き底堅い値動きとなりそうだ。今晩は米経済指標が手がかり。前日の消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め堅調となり、景気拡大期待をさらに高めた。本日は小売売上高をはじめ鉱工業生産やミシガン大学消費者信頼感指数速報値などが底堅い内容となれば、株高を通じてドル買いに振れる見通し。ただ、ウイルス感染被害の今後の広がりについては不透明で、週末前の手仕舞い売りが膨らむ見通し。米国株が上昇幅を削る値動きとなれば、ドル買いは縮小しよう。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・10-12月期GDP改定値(前年比予想:+1.0%、速報値:+1.0%)
・19:00 ユーロ圏・12月貿易収支(11月:+207億ユーロ)
・22:30 米・1月小売売上高(前月比予想:+0.3%、12月:+0.3%)
・22:30 米・1月輸入物価指数(前月比予想:-0.2%、12月:+0.3%)
・23:15 米・1月鉱工業生産(前月比予想:-0.2%、12月:-0.3%)
・23:15 米・1月設備稼働率(予想:76.8%、12月:77.0%)
・24:00 米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:99.4、1月:99.8)
・24:00 米・12月企業在庫(前月比予想:+0.1%、11月:-0.2%)
・01:45 メスター米クリーブランド連銀総裁が討論会出席(決済の近代化について)《FA》

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